焦った…

今日の仕事もあと15分足らずで終了…って時に、
父から「祖父が危篤」という連絡を受け、慌てて病院に急行。
病室にはまだ誰も到着してなかったんだけど、
目を閉じている祖父に恐る恐る声をかけたら、
ちゃんと目を開けて答えてくれました。
なんだ、まだ意識あるじゃん…よかったー（´∀｀）
危篤だと聞いたから、てっきり意識ないかと思ったよ(;´Д`)

遅れて父・母・弟も到着。
叔母さんは私が来る前に顔を出して、
すぐに祖母の元へ戻ったそうです。
確かに祖母を一人にしておくのは不安だしね…。
私たちが顔を出したことがよっぽど嬉しかったのか、
祖父はいつも以上にいっぱい喋ってました。
聞き取れない言葉も多かったけど、
「来てくれて嬉しい」「俺は幸せだ」「本当にありがとな」
この3つの言葉を何度も繰り返し言ってました。

現在の祖父の容態はというと、
先日再発した心筋梗塞が悪化して、
元々喘息持ちだったのでその発作も起こしてました。
すっごいゼーゼー言ってて相当苦しいはずなのに、
本当、すごい勢いで喋ってたなぁ…。
でもね、こんなにいっぱい喋るのに、
急に意識が混濁する時があるんだよね。
フッと眠ったように目を閉じて、何度か痙攣した後、
再び目を覚ます…という行動を繰り返してました。
こういう光景を見ると、怖いですね。
次は目を覚まさないかもしれないと思うと…本当怖い。

他の患者さんに迷惑だから…と、
30分ぐらい付き添った後、帰宅しました。
帰り際、「また来るね」って言った後、
いつもだったら、「気をつけて帰れ」って言うのに、
今日は手を振りながらも引き止めるように、
ずーっと喋り続けてました。
それこそ、私たちが病室を出て、エレベータに乗り込んだ後も、
祖父の呼びかける声が聴こえてて…正直辛かったです。
ずっと一緒にいてあげられないのがね。

これからどうなるかわからない。
また回復するかもしれないし、ダメかもしれない。
けど、最後の瞬間は一緒にいてあげたいって思う。
それが今一番の願いです。