12/22に発売された『遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド』。

待ちに待った6の続編だから、
これやるために必死でFFXVクリアしたのに、
結局年内は全くプレイする時間がなく、
年明けからやっと始めましたw

で、やっとフルコンプしました!!
全ルート見て、スチル&イベント全て埋まったどー!!

というわけで感想。
ここからはネタバレ含むのでご注意下さい。

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まずシステム。
前作からほぼ変わってないんだけど、
追加要素は拠点選択と奥義かな。

前作はシナリオの流れに沿って拠点が決まってたけど、
今回は2章から拠点が選べるようになったのが嬉しい!
しかも前作では選べなかった下宿やハイカラヤも、
選択できるのが嬉しかった♪
とはいえ、やはり1番は蠱惑の森なんだけどw

奥義は同行者同士の連携技で、
親密度を1000(☆1)上げた状態のキャラ二人を、
2章以降に探索に連れて行くと、奥義が手に入る仕様。
奥義は強いし、奥義で敵を倒すと、
札の進化札(後述)も手に入るから、
必ず覚えさせるようにしてるんだけど、
奥義は2周目以降に引き継げないのが残念だった。
毎回覚えさせるの本当面倒(´-ω-`)

札は進化札と救援札が追加されてた。
進化札はその名の通り、戦闘札を進化させる札。
前回は強化していけばそのまま進化したと思うんだけど、
今回は強化も進化もあるから、育てようとすると、
どちらの札も集めなきゃいけないのがちと面倒。

救援札は、バトル中に1枚だけ追加できるキャラ札。
前作は入手した怨霊札しか追加できなかったから、
仲間キャラの札が追加で出せるのは嬉しい♪
ちゃんとボイスも入ってるしね(*^_^*)
ただ、入手方法が…ね。
1周目クリアすると萬は自動で手に入るけど、
以降は強敵を倒すか、DLC買うしかないんだよね。
さすがに買う必要はないかな(;’∀’)

さて肝心のシナリオ。
前作の大団円後の話なんだけど、前作と比べると、
ボリューム減ってて、内容も薄い…かな。
そもそも、藤堂さんの帝都設定はどこで生まれたんだろう?
未来の黒龍との契約で帝都に来て、
その時に黒龍の力で自動的に設定されたのか?
そんなことができるなら、
最初から未来の東京が滅ぶ前に戻って、
設定を変えてもらえばいいんじゃないか?と思うw

あと今回、5章で有馬と秋兵が抜けるのがツライ。
秋兵は帝都に残ってるけど同行者に選べなくなるし、
有馬は出征してしまうから、そもそも蚊帳の外になる。
これ、二人の推しの人たちはどう感じたんだろうか?

あ、それから、今回千代との友情EDがないから、
千代が梓のおばあちゃん…という設定が完全に消えてるよね。
仮に残ってたとしても、ひいおばあちゃんになると思う。
前作で感動した千代との関係が、薄まってしまった気がする。
私は友情EDは基本いらない派だけど、
遙か6に関しては、ロンドでもその設定、
ちゃんと残してほしかったな。

ちなみに恋愛イベントは、前作より糖度高め。
これは素直に嬉しかった♪
けど、続編だから甘くしました感は拭えないw
それに、大団円後の話だから、
前作の個別ルートの話は解決済みになってるから、
それぞれの過去の話が深く掘り下げられないまま、
恋愛が進んでいく感じなんだよね。
だからどうしても恋愛イベントが薄く感じてしまう。
しかも今回、5章で告白が入るから、
キャラによってはそのまま恋人になるんだけど、
それがまた唐突だったり、
帝都が不穏な時何やってるんだ、と思ってしまうよねw

…と、ここまでわりとマイナスな感想書いてるけど、
なんだかんだで楽しかったですw
結局私は、遙か6の世界観と仲間たちが大好きなんだよね。
彼らと一緒にまた同じ時間を過ごせたってことが、
私にとっては何より幸せな時間だった(*^_^*)

さて、ここからは個別感想。

【有馬一(CV:寺島拓篤)】
上でも触れたけど、有馬は5章で出征しちゃうのが悲しい。
藤堂さんの陰謀が明るみに出た時に傍にいないなんて(>_<)
でもそれ以外は、有馬はすごく良かった!!
前作では糖度が低すぎたから、
分かりやすく”梓が特別”感が出てる今作の方が、
個人的にはメチャ萌えました!!
有馬は今作の方が断然好きかも♪

ちなみにEDはまさかの現代EDでビックリw
有馬は絶対帝都を離れないと思ってたw
まぁだからこそ、帝都を離れてでも梓を追いかけたい、
その気持ちがものすごく嬉しかったんだけどね(*^_^*)
ただ1つ突っ込みたい。何故再会が駅のホームなの?
有馬の出征を見送ったのが駅だからか?
でもさ、その前に梓が愛宕山でお祈りしてたんだから、
そこで再会でよかったじゃないかw

【ダリウス(CV:鈴村健一)】
ダリウスも、個人的には今回の方が好き。
もちろん前回もものすごく良かったんだけど、
ちゃんと前作の話と繋げた上で描かれてた。
最初は自分のしたことに負い目を感じて、梓と距離を取ってたり、
横浜での一件で再び心を閉じてしまいそうになったり、
ダリウスって、本当繊細でナイーブだよね。
そういうところも含めて、ダリウスが愛しい。
それに今作では、鬼の未来についても、
こうしていきたい…というビジョンが明確に描かれてたのが、
とてもよかったと思う。
最後に民衆にも、ダリウスが敵じゃないって、
ちゃんとわかってもらえたしね(*^_^*)

EDは今回も帝都EDだった。
ダリウスが未来に来るEDも見てみたかったけど、
ダリウスが思い描く鬼の未来も素敵だから、
これはこれでよかったと思う。
それにしても…あんなにラブラブだったのに、
まだプロポーズしてなかったってのがちょっと驚いたw

【コハク(CV:阿部敦)】
コハクは…前作の方がよかったなー。
コハク自体は相変わらず天使で、本当可愛かったんだけど、
コハクの過去とか、憑闇のこととか、
前作で掘り下げられてた部分が今回は弱かったんだよね。
それに最後、憑闇の力はなくなったけど、
結局アダバナの痣は残ったままだったのが悲しい。
確かにあれはあれで綺麗なんだけど、
どうせなら憑闇だったこと全て消してあげてほしかった。

ただ、糖度で言えばやっぱり今回の方が高いかな。
コハクの梓への想いの方が濃く描かれてたから、
嫉妬したり、男としての自分を見せてくれたりして、
ときめく部分は多かったと思う。
それにあのラブレターもすごくよかった!
EDは帝都だったけど、
時空跳躍でなかったことになったラブレターを、
今度はお互いで送り合うことになったのは嬉しかった♪

【片霧秋兵(CV:岡本信彦)】
秋兵は…泣いた。すごくよかった。
有馬同様、5章は仲間から外れてしまうし、
むしろ冷たい言葉を投げかけられたりもしたけど、
全て梓を守るためだったし、
それに何と言っても…秋兵のお父さん。
秋兵を助けるために総長さんが目を覚ましてくれた、
そして力を貸してくれた、それが本当に嬉しかった。
総長さんが軍を引き連れて来てくれた時は、
本当に感動したよ(>_<)
それゆえに最後が悲しすぎて…泣いた。

そして帝都EDで結婚式。
いろいろあったからこその幸せだから、
本当に嬉しくて、また感動した。
幸せになってね、秋兵!

【ルードハーネ(CV:立花慎之介)】
ルードくんは、前回の方が好きだなー。
ルードくん自体が本当可愛くて、
かっこよくて、大好きだから、
イベントはどれも萌えるんだけどw
でもやっぱり、前作の…世話役からの流れで、
少しずつ梓のことが好きになる展開が、
私は好きだったんだよね。
村野さんと知り合った経緯とかも、
簡単に説明されてしまうと…ちょっと寂しいかな。

EDは予想通りの現代ED。
そりゃそうだ。あれだけ未来の話してたしw
これはもう、ルードくんの背中を押してくれた、
ダリウスたちのおかげだね。
ただ、個人的な好みで言えば、
ラストのスチルの眼鏡はいらなかった(;´∀`)

【本条政虎(CV:竹本英史)】
虎は断然、前回の方がよかったです。
前作は虎のヒーローっぷりと、過去の話があったから、
二人の恋愛進展もすごく自然で、シナリオ最高だったんだよね。
でも今回はなんか…過去の話に無理矢理取ってつけたシナリオ、
という感じがして、とても薄く感じた。
虎のヒーローっぷりも、前回の方が断然かっこよかったしね。

EDは帝都だったけど、この結末なら、
前回と被ってもいいから、現代EDにして、
虎の目を治してあげてほしかったな。。。

【萩尾九段(CV:四反田マイケル)】
九段は、前作よりもパワーアップしてる気がするw
というか、ある意味九段最強かもしれない。
持って生まれた星の一族の力だけでなく、
更に勉強と修行を積んで、
次々と新しい術や解決方法を見出していくんだもん、
本当にすごいよ、九段。

終章はまさかの展開で驚いたけど、さすがだなって思った。
彼の力と包容力と機転には驚かされっぱなしだった。
…が、それでも九段には萌えないんだよなー(;´∀`)
こればっかりは好みの問題なので仕方ない。

【里谷村雨(CV:安元洋貴)】
村雨さんは…今回も良かったんだけど、
どちらかといえばやっぱり前作の方がいいかなー。
前作は村雨さん、抱えてたものが大きすぎたからね。
まぁだからこそ今作では、もう少しフラットな感じで、
村雨さんとの時間を楽しめたのがよかったかも。
本当村雨さんは大人の色気が漂ってて、
ちょっとしたことでもものすごくドキっとするんだよねw

ラストは現代EDでした。
村雨さんとの現代ED見たかったから嬉しかった!
ってか何これ、先生と生徒みたいなスチルw
でもこれすごく好き。
村雨さんもやっぱり現代の人だったんだと実感できるし、
とても自然に寄り添えてるのがすごくいい(*^_^*)

【萬(CV:下野紘)】
ロンドからの新キャラ。
いきなりネタバレしちゃうけど、藤堂さんに作られ、
藤堂さんと一緒に2144年から来た自動人形(オートマタ)。
この萬がねー、本当可愛かったの!!

自動人形だから基本的には淡々としてるんだけど、
梓の人柄に触れて、少しずつ感情を覚えていって、
恋を知る…その過程がすごく良かった。
消された記憶を取り戻してからも、
藤堂さんのことも、帝都の未来も救うために、
自分で考えて、行動していく姿は、とてもかっこよかった。
最初に迎えた未来はとても悲しいものだったけど、
ちゃんと萬も救えて、
みんなが幸せになる結末を迎えられて本当によかった。

EDは現代で、萬と梓が寄り添ってるの見て、
本当に萬は普通の男の子だなって、改めて思った。
現実的に考えると、未来はないのかもしれない。
藤堂さんが未来に残ってる今、萬をメンテする人はいないし、
故障したら…とか、年齢を重ねていくにつれての変化とか、
いずれぶつかる問題は出てくると思う。
でも二人なら、黒龍の加護があるから、
きっと乗り越えていけると信じてる。
…というか、黒龍の力で人間になれました、
という結末でも全然ありだけどね(*^_^*)

【藤堂尚哉(CV:近藤隆)】
帝都有数の財閥「藤堂コンツェルン」の跡取り息子。
というのが公式の説明だけど、実は星の一族で、
2144年の東京を救うために未来から来た人。
最初から胡散臭い人だなーとは思ってたけど、
まさかここまで壮絶だと思ってなかったから驚いた。

藤堂さんには確かに同情する。
彼にとっては、もうそれしかすがる道がなかったのもわかる。
でもだからと言って、他の時代を滅ぼしていい理由にはならない。
それに彼の性格…というか人柄?あのチャラさとか、
未来がそう変えさせてしまったのかもしれないけど、
私にはどうしても苦手で…最後まで好きになれなかった。

藤堂さんルートだけでなく、他のルートでも、
2144年の東京を救う終わり方はあったけど、
好きになれない時点でそこはわりとどうでもよくて、
単純に良かったね…くらいにしか思えなかった(;’∀’)
ゴメンね、藤堂さん…。

ちなみに他のルートでは、藤堂さんが供物になる場合もあって、
その時は萬も一緒に消えちゃうから、それだけが悲しかったw


以上、感想終わり!
さて、やっとハネムーンCDを聴けるので、
みんなとのハネムーンを心行くまで堪能するぞ♪

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